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無菌室病棟オープンに関して

2014年11月に、血液内科の新病棟がオープンいたしました。なかでも無菌室は、移転前のお部屋と比べると、かなり広くなりましたし、お部屋からの眺望も格段に良くなりました。この病棟でスタッフ一同、心機一転、新たな患者さんを迎え、全力で治療にあたってゆく所存です。無菌室は6床あり、現状では、造血細胞移植をはじめとして、急性白血病の寛解導入療法時、重症再生不良性貧血の治療時など、高度な骨髄抑制が危惧される患者さんを中心に使用していただいておりますが、その他、悪性リンパ腫の治療などでも、骨髄抑制が強くなると予測される患者さんにつきましては、必要に応じて無菌室を使用していただいております。昨年、当科では、移植総症例数が300例を突破しました。これまで積み上げてきた一例一例の症例を礎とし、今後も、一人でも多くの血液疾患の患者さんに元気を取り戻していただけるように、スタッフ一同頑張ってまいる所存です。