診療サービス

骨髄腫外来について

対象疾患:多発性骨髄腫、その他の類縁疾患(ALアミロイドーシス、マクログロブリン血症など)

多発性骨髄腫は60歳台に多い血液がんのひとつですが、近年新しい治療薬の登場により、その生存期間は顕著に改善してきています。しかし、骨髄腫の診断、治療を始める時期、どのような治療を行うかは、採血検査だけでなく、骨髄やPET-CTなどの検査とともに日々変化する治療に関する知識が不可欠です。
当院の骨髄腫外来では、これらの最新の知識を持つ専門医師が担当いたします。本学では、新薬による治療、抗体治療薬などによる免疫治療、臨床治験を積極的に取り入れ、最新の治療を行う体制を整えています。また、骨髄腫の病態の解明と治療の開発を目的に他大学と共同研究も行なっております。

骨髄腫治療について:初期治療として、70歳までで臓器の障害のない方では、外来での抗がん剤治療を約4ヶ月行なった後に、抗がん剤、G-CSF製剤、抗CXCR4抗体などにより自家末梢血幹細胞を採取、その後入院にて大量抗がん剤治療+自家末梢血幹細胞移植を行います。移植治療をしない方は外来治療を継続します。治療の効果判定は、骨髄細胞を採取し、フローサイトメトリー法といわれる方法で、10-5程度の高い感度で腫瘍細胞が骨髄から消失しているか測定できます。

また、セカンド・オピニオンならびに当院での治療の相談も受けつけております。すでに他の医療施設で診断・治療を受けている方は、主治医の先生とよくご相談の上、受診してください。

担当医:田村 秀人(准教授)

日本内科学会(認定内科医、総合内科専門医)、日本血液学会(専門指導医、評議員、プログラム委員—骨髄腫領域)、日本骨髄腫学会(代議員)、がん治療暫定教育医・認定医。Mayo Clinic, Department of Hematology及び Dana Faber Cancer Instituteにおいて、骨髄腫治療について短期研修(Visiting clinician)。

▲ ページTOPへ