入局案内

医局員からのメッセージ

五島 祐樹(令和4年度入局)

2022年入局の五島です。
日本医大出身者だけでなく、私のように他大学出身者で入局をご検討されている方もいらっしゃるでしょう。そうした方々に当科の魅力、当医局の魅力についてご説明します。

①血液内科の魅力
2つあります。1つ目は最先端の基礎・臨床研究が即臨床に取り入れられている点です。最新の治療(最近だとCAR-Tなどの細胞治療)を取り入れ、それらを臨床現場で実用しています。数ヶ月単位で新しい治療法が提案されたり、また新薬を含めた多剤併用療法の治験が常に実施されている診療科は他にないのではないでしょうか。また移植という特殊な治療が経験できることも血液内科の魅力かと思います。2つ目は内科全般の知識を勉強できる点です。化学療法により骨髄抑制、免疫抑制状態の患者様には色々な合併症が起こり得ます。それらへの対応を通して内科全般(特に感染症学や集中治療学など)の知識や対処方法などを身につけることができると思います。

②当医局の魅力
当医局の最大の魅力は自由度の高さです。
希望すれば血液内科以外の診療科で勤務することができます。集中治療室、総合診療科、離島(八丈島など)、造血幹細胞移植専門施設での勤務、国内の他大学大学院への研究留学、海外留学、感染症専門医、腫瘍内科専門医、救急専門医の取得など多岐に渡ります。専攻医であれば専攻医期間中に他の内科に出向することも可能です(私は呼吸器内科、代謝内分泌内科、総合診療科をローテーションさせていただきました)。 私は臨床経験を数多く積めることに加え、研究活動(患者様の検体から取得したゲノム情報、臨床データが数多くあります)、外勤先の充実性(給与水準が高いです)から入局を決めました。また開業についてお考えの方もいらっしゃると思いますが、当医局に在籍していると内科や往診の開業について学ぶ機会が多いと思います。具体的にはすでに開業されている先生方が・・・おっと文字数だ。

ここに記載したものはごく一部であり、他にも色々なことを経験できるのが当医局の特徴となります。また当医局は他大学出身者も多く、多様性に富んでいてにぎやかです。ぜひ一度見学に来てください。