入局案内

医局員からのメッセージ

永田 安伸(令和2年度入局)

ホームページをご覧になっていただきありがとうございます。
平成17年卒の永田安伸と申します。日本医科大学血液内科は、他大学出身の医師にも分け隔てなく臨床、教育、研究の活躍の場が与えられる素晴らしい環境である、ということをお伝えさせてください!

私は以下に示したように出身大学、初期研修、後期研修、大学院(博士課程),ポスドクとそれぞれ完全に異なる機関で点々としてまいりました。数年間という短いスパンで短期目標を達成するために環境を変え、周囲の方々に支えられ、切磋琢磨することで少しずつ成長することができました。海外留学を終え帰国し臨床に戻ることを決意しましたが、職場探しは本当に大変でした。

臨床にはかなりブランクがある、出身大学ではないため人柄なども不明、研究に関して臨床に直結する成果が有限時間内に期待できるか未知数、と採用する側にとっては正直不安しかないような状況にもかかわらず、山口教授は大変温かく迎え入れてくれました。教室の雰囲気もとてもよく(こちらは見学に来ていただけますとたいへんよくわかるのですが)、 学閥のような閉鎖的な空気は全くありません。和気藹々ととても働きやすい雰囲気で本当に安心しました。グループ長の指導がとても丁寧で、教育システムが非常に整っていると感じました。

他大学出身だけれども東京で伸び伸びと働きたい、海外留学帰りで日本でのポジションを探している、といったニーズにとてもマッチしていると自信を持って言えます。どうぞお気軽にメール(y-nagata@nms.ac.jp) ください。中国からの医学生も我々のチームに加わってくださり国際色豊かな多様性があります。日本に留学希望のある海外の医学生・ポスドクからのご連絡も併せてお待ちしております。

<略歴> 2005年福井大学医学部卒業後、公立昭和病院にて初期臨床研修、がん・感染症センター都立駒込病院で後期研修を行った。2010年より東京大学博士課程において研究を開始した。2011年、日本学術振興会の特別研究員(DC1)に採択され、”次世代シークエンサーを用いた骨髄異形成症候群(Myelodysplastic syndrome, MDS)における分子メカニズムの理解と探索”をテーマに4年間研究に従事し博士(医学)を取得した。2014年4月から京都大学医学研究科腫瘍生物学・特定助教、2016年―2020年3月まで米国のクリーブランドクリニックにポストドクトラルフェロー・学術振興会、海外特別研究員として留学の後、2020年4月より日本医科大学に所属し臨床・教育・研究を行っている。